メキシコ：連邦裁判所、Plomosas亜鉛・鉛・銀鉱山問題、地方裁に差し戻しを指示

　2019年8月28日付け地元紙によると、メキシコ連邦裁判所は、豪Consolidated Zinc社の子会社（Minera Latin American Zinc SAPI de CV）がChihuahua州に保有するPlomosas亜鉛・鉛・銀鉱山が地元牧場主から提訴されている件について、Chihuahua州控訴裁判所が下した判決は、土地使用契約及びその条件、証拠の再検討が必要であるとし、同控訴裁判所への差し戻しを言い渡した。豪Consolidated Zinc社は、権益比率を高める前に同鉱山を保有していたRetec Guaru社（2018年11月5日付 ニュース・フラッシュ：豪Consolidated Zinc社、Plomosas鉱山の権益を90％に引き上げる参照）が、土地レンタル料の支払いを含め契約を遵守していると主張し、一方の牧場主は契約不履行を主張し、Chihuahua州裁判所では過去2回の裁判で、牧場主の主張を認める内容の判決を下していた。