ジンバブエ・ロシア：数十億US$規模の協力協定に調印

　2019年8月28日メディアによると、ロシアはアフリカでの影響力を強めるべく、ジンバブエと複数の鉱業協定に署名した。ジンバブエのMonica Mutsvangwa情報大臣によると、新しい協定は、エネルギー、鉱業、観光、保健、農業、メディアなどの部門に亘る。その内、鉱業に係わる6つの協定（白金族開発の協力、ダイヤモンドの探鉱・採掘分野での協力、エネルギー分野での協力などについて）は、機密情報の相互保護、地質調査及び鉱物資源管理の分野における協力に合意した。これらのプログラムは、現在の経済危機からジンバブエを回復させることを目的としているが、同時に、ロシアが中国や米国との競争に打ち勝つために、アフリカでの足場の強化も計画しようとしている。ジンバブエのSibusiso Moyo外務大臣は「多くの協定について議論し、合意したが、正式には2019年10月のロシアで開催されるアフリカ・ロシア首脳会議での署名が予定されている。」と語った。