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インドネシア:中国Chengtun Mining Group社、Weda Bay 工業団地のニッケル加工事業に参入
2019年8月9日付け地元メディアによると、中国Chengtun Mining Group社(盛屯鉱業集団股份有限公司)はインドネシアにおけるニッケル加工事業に参入する。同社は、香港企業の株式55%を5.5mUS$で取得し、その上でこの香港企業がPT Youshan Nickel Indonesiaの権益65%を取得する。PT Youshan Nickel Indonesiaは、中国青山集団(Tsingshan Holding Group)と中国華友集団(Huayou Group)が北Maluku州中Halmahera県のWeda Bay工業団地(IWIP)で電気自動車向け電池材料を生産する目的で設立された合弁会社で、2020年に130千t/年の硫酸ニッケルを生産する予定となっている。なお、原材料のニッケル鉱石は、仏Eramet社、中国青山集団等のJVであるWeda Bayニッケルプロジェクトから供給されるものと推測される。
