インドネシア：Silkroad Nickel社が中国企業とMOU締結、フェロニッケル製錬所開発へ

　2019年8月17日付け地元メディアによると、インドネシアSilkroad Nickel社は、中国Shandong Xinhai Technology社（山東鑫海科学技術有限公司）の子会社であるShandong Xinhai（Singapore）社（山東鑫海（新嘉坡）私人有限公司）と、インドネシアでのロータリーキルン電炉方式（RKEF）を用いたフェロニッケル製錬所開発のため、法的拘束力のないMOUを締結した。Shandong Xinhai社側から最大400千t/年のフェロニッケル生産能力を持つ製錬所建設の提案があったもので、まずはFS及びデューデリジェンスを行い、経済的に開発可能と判断された場合は、Silkroad Nickel社が30％の出資、及びニッケル鉱石の長期供給契約締結を検討する。一方、Shandong Xinhai社は製錬所の設計・建設・開発・操業に責任を負うことになる。なお、両社は2019年末までに最終合意を行えるよう進めていく。