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豪:WA州政府、温暖化ガス排出量削減に関する方針を発表し、環境保護委員会を牽制
2019年8月28日付けの地元メディアによると、WA州政府は温暖化ガス排出量を2030年までに2005年比で28%削減するとした豪連邦政府の排出量削減政策を支持し、2050年までに排出量をネットゼロとする方針を発表した。これはWA州環境保護委員会(EPA)が厳格な温暖化ガス排出量削減を新プロジェクトに課すガイドラインを作成中であることを念頭に置いたもので、メディアは資源分野への投資の妨げとなりかねないEPAのガイドライン策定に先んじて、WA州政府が釘を刺した形と報道している。EPAのHatton委員長は、EPAは独立委員会として義務を果たすため、環境保護に最大限の努力を継続するとのコメントとともに、新規プロジェクト提案者が排出量を削減してオフセットする事に関するEPAの期待を明確にまとめた排出量評価に関する助言を、2019年末までに発表するとしている。
