豪：BHP、SA州Olympic Dam鉱山において、鉱業未経験従業員の訓練コースであるSchool of Rocksを正式に開校

　2019年8月30日付けの地元メディアによると、BHPはSA州Olympic Dam鉱山において、鉱業の経験の無い新入社員を対象に5週間の理論・実地訓練やBHPの歴史、社風、メンタルヘルスなどの講習を行う「Underground School of Excellence（別名School of Rocks）」を正式に開校した。豪鉱業各社は作業員不足や給与の高騰に頭を悩ませているとされるが、BHPが開校したこのSchool of Rocksでは、過去6か月間に既に87名の元バリスタや教師が研修を受けており、当該研修受講者の傷病率や離職率は、鉱業界の平均よりも良い数値を上げているとしている。BHPは、Olympic Dam鉱山において現在約4千人の従業員を雇用し、2019年だけで360人を新規に雇用したが、常に250人の雇用枠があるとしている。