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2019年9月6日 ヨハネスブルグ 原田武

南ア:2019年第2四半期のGDP成長率がプラスに反転、鉱業生産高の貢献が大

 2019年9月2日付け南ア統計局によると、2019年第2四半期の南ア国内総生産(GDP)は、鉱工業の回復により、前期比3.1%増となった。第1四半期が前期比3.1%減少であったことから、南アの景気後退が示唆されていたが、今期の伸びはアナリストの予想を上回る数字であった。産業別では、鉱業生産高が14.4%増と最も貢献しており、農業生産高が4.2%減であった。アナリストによると、第2四半期GDPの増加で2019年の景気後退を回避すると予想されるものの、国営電力会社Eskomの救済を含む債務問題に関連した信用格付け引き下げを抑制できるには十分でない。

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