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南ア:Mantashe鉱物資源エネルギー大臣、電力問題への取り組みを述べる
2019年9月4日付けメディアによると、PerthでのAfrica Downunderに参加した南アMantashe鉱物資源エネルギー大臣は、南アの資源セクターへの外国投資の継続を促すとともに、南アの経済成長を制約している電力問題に政府は積極的に取り組んでいるとした。同大臣によると、近年、石炭の品質・量を適正な市場価格で確保することが課題となっている。政府は、企業が南アの石炭部門に投資することを奨励しており、炭素排出削減への積極的な貢献を確実にするためにクリーンな石炭技術に一層焦点を当てていくとした。Eskomの経営問題にも言及し、政府は電力会社の再建プロセスに着手しており、利害関係者とEskomの債務問題について協議している。電力価格を引き下げるためには、これまで南アでのクロム精錬で使われてきた、商品価格に連動した電力価格設定など、さまざまな選択肢を検討する必要があるとも語った。
一方で、南アは2018年も引き続き資源投資を享受し、鉱業セクターは3.2bUS$以上の投資を受け、その結果約5,000人の雇用が創出されたと報告した。投資の大部分は、鉛、亜鉛、石炭、ダイヤモンド、銅、ミネラルサンドおよびマンガンに関連し、約60件の推定7.8bUS$相当の開発待ち案件があり、中長期的に30,000人以上の雇用機会が見込まれるとした。
