南ア：南ア鉱業協議会、国家探査戦略を策定中

　2019年9月6日付けメディアによると、南ア鉱業協議会CEOのRoger Baxter氏は、Perthにて開催されたAfrica Downunderにて、今後6か月以内に政府と共同で国家探査戦略を策定するとした。探査戦略はグリーンフィールドに焦点を当てるとも語った。鉱業協議会は既にタスクフォースを立ち上げ、2019年10月には戦略のドラフトを完成し、政府のプロセスに乗せる予定。南アの探鉱費の額は少なく、2017年の世界全体の探鉱支出に占める南アの割合はわずか1％だった。カナダと豪州はそれぞれ14％、アフリカの残りの国々全部で13％を占めている。また、南アフリカ国内探鉱費のうち、グリーンフィールドはわずか10％であった。Baxter CEOによると、国家探査戦略の完成によって、グリーンフィールドの探査への資金調達が容易になることを期待している。国際的なベンチャー・キャピタル・ファンドが、探鉱資金調達の有力な供給源となるであろうとした。