豪：VIC州政府、閉山後の土地回復管理当局と基金を設置

　2019年9月13日付けの地元メディアによると、VIC州政府は同州の鉱業法改正案が議会を通過して可決されたことから、州内で鉱山閉山後の土地回復を管理する当局Mine Land Rehabilitation Authority（MLRA）と、鉱山の閉鎖に伴う費用を賄う基金Post Closure Fundを設置した。MLRAは、2014年2月9日から山火事の延焼が原因で45日間続いたHazelwood石炭鉱山の火事に対する諮問委員会の提言をもとに2017年5月に設置されたLatrobe Valley Mine Rehabilitation Commissionerに代わるもので、Latrobe ValleyのVIC州政府地域拠点（GovHub）に設置され、州内の鉱山敷地の監視、監督、管理を実施するとともに、土地回復や閉山処理、閉山後の責務を確認することに責任を追うこととなる。