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豪:PNG政府、Wafi-Golpu金・銅プロジェクトから生産される金の40%の所有を要求
2019年9月13日付けのメディアによると、PNG政府は、豪Newcrest Mining社と南アのHarmony Gold Mining社が折半出資するWafi-Golpu金・銅プロジェクトに対し、同プロジェクトから生産される金の40%をPNG政府の所有とすることに合意するよう要求した。同国のWera Mori商業産業大臣はメディア取材に対し、「この要求に対してNewcrest社が交渉に応じることを望むが、合意が得られなければ、Wafi-Golupプロジェクトの資源を所有するPNG政府が自ら採掘するのみ」と述べたとされる。同プロジェクトの設備投資額は5.4bUS$規模で、Newcrest社とHarmony Gold社は2019年内に採掘リースを取得することを目指しており、採掘リースが付与されれば5年後に生産が開始され、金、銅の生産量はそれぞれ最大320千oz/年と150千t/年となる見通しである。
