ペルー：リマ商工会議所仲裁所、開発金融公社に対し、Minera IRL社への賠償金の支払いを命令

　2019年9月16日及び18日付け地元各紙によると、2017年3月、開発金融公社（COFIDE）がMinera IRL社（本社：リマ）に対し、Ollachea金プロジェクト（Puno州）の開発資金として予定されていた最大240mUS$の融資を中止し、同年7月に同社がリマ商工会議所（CCL）仲裁所に仲裁を申請した件に関し、本仲裁所は、COFIDEに対し同社へに32.6mUS$（賠償金18.7mUS$、逸失利益13.9mUS$）及び2017年7月から現在までに発生した利息の支払いを命じた。
　一方COFIDEは、本判断を不服として法的措置を検討する方針を明らかにした。