南ア：鉱物資源エネルギー大臣、BEEの鉱業権益保有率に係る判決について控訴を申請

　2019年9月19日付け、南ア鉱業協議会の発表によると、南ア・鉱物資源エネルギー大臣が、BEEの鉱業権益保有率に係る2018年4月4日の判決に対して、控訴申請が認められたことを明らかにした。2018年4月4日の高等裁判所の判決では、鉱業協議会の主張が通り、BEEの鉱業権益保有率について、過去に条件である26％を満たせば、その結果は継続する“Once empowered,always empowered”の原則が確認された。鉱業協議会は声明で、「鉱業分野への長期投資のためには、政策の確実性、特に所有権の保証は、鉱業が競争力を持つために重要な要素であると信じている。安定した運営、財政と規制環境があってはじめて、より持続可能な変革を確認することができる。控訴が最高裁判所にて審理・裁定され、より良い政策と確実な規制になることを期待する。」とした。