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- コバルト ニッケル
豪:Clive Palmer氏、QLD州Yabuluニッケル精錬所の操業再開に向けて400mA$を投入する計画を発表
2019年9月25日付けの地元メディアによると、豪州の著名ビジネスマンであるClive Palmer氏は、同氏が保有するQNI社のQLD州Yabulu Ni・Co精錬所の操業再開に向け、同じく同氏が保有するMineralogy社から400mA$を投入すると発表した。Palmer氏は、精錬所の再開には、輸入ニッケル精鉱を処理するため、QNI社に対するTownsville港湾施設の使用認可が重要であるとして、QLD州政府に支援を働き掛けている。Palmer氏は、同精錬所の操業再開でQNI社が1,000人の雇用を計画していることから、North Queensland地方に多くの雇用機会を提供するとしている。また同氏は、Mineralogy社の親会社であるシンガポール拠点のMineralogy International社が精錬所を所有する可能性もあると述べた。同氏は精錬所再開の時期について、QNI社の港湾使用に対するQLD州政府の支援次第ながら、2020年後半もしくは2021年初頭を目指すとしている。
