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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2019年10月3日 北京 塚田裕之

中国:河南神火集団傘下の雲南神火アルミニウム製錬所は、生産開始日を先送り

 安泰科によれば、中国河南神火集団は、雲南で建設中の新規アルミニウム製錬所について、天候不良による建設工事遅延のため、稼働日を遅らせることとなった。神火集団河南地域に920千tの電解アルミニウム生産能力指標が設定されており、そのうち20千tを内モンゴル錦聯アルミニウム材料有限公司が、残りの900千tを雲南神火集団が建設する。雲南神火アルミニウム製錬所は2期に分けて建設され、投資総額は67.5億元、当該アルミニウム工場の第1期工事は2019年9月中の生産開始を見込んでいたものの、2019年末までに第1期工事の3段階の生産ライン建設作業を完了し、その後操業開始する計画として延期した。生産ラインは10月、11月、12月に順次稼働予定。今回の生産開始延期については、酸化アルミニウムの供給とは関係ない。当該アルミニウム製錬所の第2期工事は、2020年に操業開始予定。第2期工事では、インフラ施設の建設がないため、建設作業は比較的速い見込み。

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