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ペルー:ペルー南部、反鉱業デモの再開を発表
2019年10月1~3日付け地元各紙によると、Arequipa州労働総連(FDTA)ほか複数の市民団体は、Tia Maria銅プロジェクトの鉱山建設許可への抗議を表明するため、10月6日に同州から出発してLimaを訪問し、10月7日にエネルギー鉱山省から国会までデモ行進を行う計画を発表した。10月7日には、エネルギー鉱山省の鉱業審議会が、鉱山建設許可の見直し請求に関する公聴会を実施し、その後10月29日までに最終判断を示す見通しとなっている。Arequipa州Islay郡では、本プロジェクトに対する無期限反対デモは80日目を迎えている。
一方Cusco州Chumbivilcas郡においても、市民団体「利益防衛戦線(Frente de Defensa de Los Intereses)」がLas Bambas銅鉱山に対する無期限抗議デモを行う旨表明している。
このような情勢の中、全国州知事会議(ANGR)は、新内閣と早急に会合を持ち、各州内における投資プロジェクトの継続見通しや社会争議の分析、2020年度予算などのテーマについて協議を行う方針を明らかにした。
