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2019年10月10日 リマ 栗原健一

ペルー:Puno州とAyacucho州で約900名の不法鉱業従事者が合法化を達成

 2019年10月4日、エネルギー鉱山省(MINEM)は、Puno州とAyacucho州において、896名の不法鉱業従事者が、合法化プロセスを完了した旨明らかにした。このうちPuno州は、San Antonio de Poto de Ananea鉱業共同組合(348名)とNueva Teresita鉱業協同組合(119名)に所属する労働者であり、鉱業合法化統合登録(REINFO)による手続きを経て合法化を達成した。Puno州では、これまでに全国最多の合計2,893名が合法化を達成している。一方、Ayacucho州ではMinera San Luis II社(216名)とMinera San Luis III社(213名)に所属する労働者が合法化プロセスを完了した。
 鉱業合法化プロセスには、州政府による活動許可を取得しなければ操業できない通常プロセスと、操業と合法化プロセスを同時進行できる特別プロセス(REINFOによる手続き)が存在する。双方ともに、MINEMの定める指針やプロセスに基づき各州政府により実施されている。
 なおMINEMは、9月末にもAncash州とHuancavelica州においてREINFOに登録済みの50,000名の不法鉱業従事者の合法化プロセス強化を目的として、両州に対し合計279,698PEN(ヌエボ・ソーレス)を送付している。

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