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ニュース・フラッシュ

鉱種:
イルメナイト ジルコニウム ミネラルサンド バナジウム マンガン
2019年10月16日 シドニー Whatmore康子

豪:豪州北部インフラ基金、3件の資源プロジェクトへの融資審査がデューデリジェンス段階へ

 2019年10月9日付けのメディアによると、豪連邦政府が出資する豪州北部インフラ基金(NAIF)は、3件の資源プロジェクトへの融資審査が融資決定に向けたデューデリジェンスへ進んだことが明らかになった。これらの資源プロジェクトはいずれもWA州で推進されるもので、Technology Metals Australia社のGabaninthaバナジウムプロジェクト、Strandline Resources社のCoburnミネラルサンドプロジェクト、Element 25社のButcherbirdマンガンプロジェクトが対象となる。GabaninthaバナジウムプロジェクトはCAPEXが318mUS$、マインライフが16年間で、Technology Metals社の予想によるとV2O5の生産量が12.8千t/年となり、バナジウムを主産物とするプロジェクトとしては世界最大級となる。CoburnミネラルサンドプロジェクトはCAPEXが257mA$で、マインライフは22年以上と予想され、その間に平均229千t/年のミネラルサンド精鉱を生産しマインライフを通じた収益が3.9bA$となる見通し。またButcherbirdマンガンプロジェクトは、総資源量が263百万tでMn品位は平均10.0%とされている。

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