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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アンチモン ニッケル ビスマス
2019年10月17日 ジャカルタ 南博志

インドネシア:PT Trinitan、製錬所の生産能力を拡大へ

 2019年10月11日付け地元メディアによると、PT Trinitan Metals and MineralsのChristopher Liawan財務部長は、西Java州Bogor県に位置する湿式冶金製錬所の生産能力を39.7千t/年から56.7千t/年に拡大することを明らかにした。同社の主要製品は鉛とアンチモンで、そのうち約56%が国内向け、残り約44%はマレーシア、タイ、韓国、日本等に輸出されている。同社は、10月初めに新規株式公開(IPO)を行い、約100bIDR(インドネシアルピア:約760百万円)の資金を調達しており、このうち70%以上を上記製錬所等の設備投資に充てる計画。なお、同社はその他に、2022年までにニッケル製錬に進出する意向があり、さらには銀、錫、ビスマス等の製錬を行うことも考えているとのことである。

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