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- プラチナ 金 銅 パラジウム
ロシア:Polymetal社、Viksha鉱床の鉱物資源量評価をパラジウム換算177.3tに更新
2019年9月30日付けの地元報道等によると、Polymetal Int社は、Viksha白金族金属鉱床(カレリア共和国)の鉱物資源量評価を更新し、資源量はパラジウム換算5.7百万oz(177.3t)となったと発表した。
同鉱床の4つの含有金属(金、プラチナ、パラジウム、銅)のJORC規定(2012年)による資源量はパラジウム換算5.7百万ozで、平均品位はパラジウム換算1.1g/t、総資源価値に占める割合はパラジウム67%、プラチナ12%、金10%である。評価結果により、Viksha鉱床が露天掘開発に適した鉱床であることが確認された。
Polymetal社は2012年にViksha鉱床を取得し、同社初の白金族金属開発プロジェクトとなった。Polymetal社は、2021年上期にプロジェクトのFSを完了し、鉱床の埋蔵量評価を発表する予定である。採掘開始は2025年を予定しており、既存の鉱石処理技術により銅精鉱と随伴成分(貴金属及び白金族金属)を生産する。
