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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ウラン
2019年10月23日 ヨハネスブルグ 原田武

ナミビア:Langer Heinrichウラン鉱山のPFS結果に操業再開の可能性を見る

 2019年10月14日付けメディアによると、現在休止中のナミビアLanger Heinrichウラン鉱山は、操業再開のためのPFSを行い、その中で、5.2百万lb/年の操業のために80mUS$の資本支出が必要であるとした。また、追加の30mUS$で年産6.5百万lb/年まで増やすことができ、より積極的にオフテイクやファイナンスへのアクセスができるとした。同鉱山の権益75%を持つ豪Paladin社のSullivan CEOは、「本スタディによって回復しつつあるウラン市場において、Paladin社が生産を再開する最初の原動力となると認識した」と語る。30US$/lb以下のコストにより12か月でウラン5百万lb以上の生産を達成できるかがカギであり、ウラン価格が回復すればLanger Heinrich鉱山は有利な立場になる。同鉱山は、ウラン価格低迷に伴い、2018年8月より保守管理に入っている。

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