ナミビア：Hagenhof銅・コバルトプロジェクトで銅鉱化の確認

　豪Tanga Resources社は、2019年10月15日付けでナミビア北部に位置するHagenhof銅・コバルト探鉱プロジェクトのRCボーリングの結果を発表した。2019年8月に実施したDDボーリングで塊状硫化物を伴う石英礫岩（111mから128m間 品位：Cu 0.82％等）を捕捉しており、今回のRCボーリングによる補完ボーリングの結果でも、複数の鉱化（48mから62m間 品位：Cu 0.56％等）を確認した。また、1m間ではあるが品位：Cu 2.97％の鉱化に伴う品位：Co 930ppmのコバルト異常も確認された。地上磁気探査の結果では、異常は南西方向に認められていることから、鉱化の広がりが期待される。本プロジェクトは、ナミビアでベースメタル鉱床が賦存するDamaraベルトに属し、Tsumeb銅鉛亜鉛鉱床からWalvis Bayに至る幹線道路に沿った場所であり、インフラ上も良好な場所に位置している。