中国：厦門タングステン業株式有限公司、2019年7～9月の純利益額は対前年同期比75.81％減の1.09億元

　厦門タングステン業株式有限公司が発表した2019年第3四半期の報告書によると、2019年第3四半期の売上額は対前年同期比10.01％減の127.24億元で、純利益は対前年同期比75.81％減の1.09億元である。
　2019年第3四半期のレアアース需要が減少しているため、全体価格は反落しており、同社は製品構成の最適化やコスト削減または効率化等の措置を通じて、利益獲得能力を引き上げる。第3四半期のレアアース事業における総利益額は、対前年同期比530.65％増の6,239.66万元であった。2019年第1～3四半期のレアアース事業における総利益額は、対前年同期比400.55％増の7,895.49万元である。
　同社は、主にタングステン精鉱、超硬合金、各種希土類酸化物、磁石材料、リチウム電池材料及び他のエネルギー新材料に対する研究開発、生産と販売事業を展開している他、不動産開発や経営事業も行なっている。同社の第1株主は福建省希有希土（集団）有限公司で、経営権は福建省人民政府国有資産監督管理委員会が保有している。