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中国:中国五鉱集団、Rio Tintoと新疆や内モンゴル等で鉛・亜鉛鉱床の共同探査を実施へ
安泰科によれば、Rio Tintoは、中国五鉱集団と探査合弁会社を設立した。同社業務の一環として、中国国内にある新疆や内モンゴル等4地域で鉛・亜鉛鉱床の共同探査を実施する。
両社は、2018年6月にそれぞれ5割の比率で合弁企業を設立した。今後中国国内で大規模な鉱床の探査事業を展開するが、これまでにターゲットにしている鉱種および地域を発表していなかった。
Rio Tinto社関係者によると、当該合弁企業は、協力パートナーと共に有望地域内で探査目標を探している。技術チームは新疆や内モンゴル地域にある主要鉱床帯、中国西南にある雲南省と東北地域の黒竜江省にある主要鉱床帯に対し評価を行っている。
中国自然資源部の凌月明副部長は、中国国際鉱業フォーラムにて、中国国内で外資による鉱業事業への投資案件は非常に少ないが、中国政府はこれまで規制地域を徐々に自由化させ、中国の国内企業や海外企業に公平かつ競争的市場環境を築こうとしている、と述べた。
Rio Tintoは現在、世界17か所で探査事業を展開しており、7種類の鉱物資源を探している。2019年上半期では、各種探査や資源の評価事業に287mUS$を支出している。その中にはグリーンフィールドへの探査案件及び資源の評価業務への138mUS$の支出が含まれている。
