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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2019年10月30日 シドニー Whatmore康子

豪:Heron Resources社、NSW州Woodlawn亜鉛・銅鉱山より亜鉛精鉱5千tを初出荷

 2019年10月24日付けの地元メディアによると、豪Heron Resources社はNSW州で操業するWoodlawn Zn・Cu・Pb鉱山で生産されたZn精鉱5千tを同州Port Kemblaより中国に向けて初出荷した。出荷されたZn精鉱の平均品位はZn 約46%で、スイスを拠点とする金属取引会社IXM社(旧Louis Dreyfus社)に販売される。IXM社はHeron Resources社とWoodlawn鉱山での生産開始時期から2021年末までオフテイク契約を結んでおり、この期間に同鉱山で生産されるZn、Cu、Pbの精鉱全てを購入する。Heron Resources社は今回輸出されたZn精鉱について「操業開始時に生産された精鉱が含まれており、IXM社向け契約品位を上回るPbとFeを含有するが、オフテイク条件は市場に基づいて調整された」と述べている。Woodlawn鉱山はPb精鉱の出荷も開始しており、NSW州Port Botanyから2019年9月28日に700tの精鉱を出荷し、11月から12月にかけて2千tを出荷する予定である。

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