チリ：Antofagasta州の複数の鉱山労働組合、ゼネスト実施を表明

　Antofagasta州の複数の鉱山労働組合が11月2日、州都Antofagasta市のSotomayor広場に集結し、国内で発生している社会抗議活動への支援の意味を込め、ゼネストを行う意思を表明した。Celso Pardo Centinela鉱山労働組合代表は、「鉱業分野にも未解決の問題が様々あるが、今は市民の要求（に応えること）が重要」と述べた。Paula Lodi Mantos Blancos銅鉱山労働組合代表は、「我々鉱業関係者は港湾、建設、教師、『No más AFP』（年金基金運営会社への反対運動）の人々らと共にある、現在の国の状況を見ていながら我々の鉱業分野の要求だけを主張して他者より抜きんでるのは少々エゴだ」と述べた。Alto Norte、Spence、Lomas Bayas、El Peñon、Centinela各鉱山労働組合代表は、Antofagasta州のみならず鉱業活動のある他地域においても鉱業活動の停止を目指し集会を行った、と述べた。