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- アルミニウム/ボーキサイト
ギニア:中国有色金属工業協会王健副会長、ボーキサイト代理店協力業務に関する調印式に参加
2019年9月3日、河南国際協力香港有限公司は、北京において中国有色金属実業技術開発有限公司とギニアのボーキサイト鉱石代理店協力契約を締結した。河南国際協力集団は、2007年にギニアのBoke地域でボーキサイト鉱石探査権を取得し、河南国際鉱業開発有限公司が当該案件の経営管理や開発業務を実施しており、2008年にはギニア政府と当該事業開発枠協議を締結した。また、2011年には国家発展改革委員会に事業承認報告書を提出し、中国国際工程コンサルタント公司による評価審査を行った。当該報告書によると、本事業は2期に分けて建設され、投資総額3.4bUS$の予定。第1期の年間生産規模は、ボーキサイト15百万t、アルミナ1.5百万tを設定、第2期はボーキサイト生産量能力を20百万t/年に拡大し、アルミナを3百万t/年に拡大する見込み。
中国有色金属実業技術開発有限公司は、中国有色金属工業協会が管理する国有企業であり、非鉄金属への投資や取引業務を実施している。関連データによると、中国のアルミナ業界の輸入ボーキサイト鉱石に対する依存度は、2018年末までに6割に達しており、ここ数年、中国の企業はボーキサイト資源を求めて海外進出を続けている。
