ペルー：Pan American Silver社、Shahuindo金鉱山、La Arena金鉱山での探鉱を継続

　2019年11月6日付け地元紙によると、Pan American Silver社は、Shahuindo金鉱山（Cajamarca州）では十分な探鉱の余地があり、マインライフを2028年まで延長できる可能性を明らかにした。本鉱山は2016年に操業を開始し、17千t/日から36千t/日への粗鉱処理能力拡張を2019年9月半ばに完了した。2019年の金生産量は165千oz（約5.1t）で、2018年比45.4％増となる見通しとなっている。
　一方、La Arena金鉱山（La Libertad州）における2019年の金生産量は122.5千oz（約3.8t）と2018年比で減産となり、マインライフは2021年までとなる見通しを示した。
　さらにLa Arena II銅・金プロジェクトに関しては、現在予備的経済評価を実施中である旨明らかにした。本プロジェクトでは年間金149千oz（約4.6t）、銅94千tが生産され、マインライフは21年となる見通しが示されている。