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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2019年11月8日 リマ 栗原健一

エクアドル:鉱物輸出管理に係る規則の適用停止措置を取り消し

 鉱業管理調整機構(ARCOM)は10月31日、Guayas県刑事保証裁判所のRamos裁判官により10月7日に発出された「鉱物輸出管理に係る規則の120日間の適用停止措置」が、10月30日に取り消されたと伝えた。
 同規則では、ロイヤルティの適正な徴収などの観点から、鉱物輸出に際し、認可を受けた分析所での品位分析を含めたARCOMからの鉱物輸出証明書の取得が義務付けられているが、これを不服とする一部事業者からの請求を受けてRamos裁判官が一時適用停止の指示をしていた。
 また地元紙によると、この影響を受けて10月に予定されていたMirador銅鉱山からの第一回目の本格的な輸出(銅精鉱20千t)が延期となっていたが、11月14日に輸出が再開する見込みである。

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