南ア：国営電力会社Eskomの分社化計画に労組が反対

　2019年10月31日付けメディアによると、Pravin Gordhan公営企業大臣が発表した国営電力会社Eskomの解体計画について、Eskomの最大の労組である鉱山労働者連合組合（NUM）が反対の意思を表明している。同組合はEskomを発電、送電、配電の各部門に分割することで、同社の民営化につながることを懸念している。同組合は、Eskomの分社化計画の断念及び独立系発電事業者との電力購入契約の破棄などを求めており、要求が満たされない場合、発電、送電、配電を停止するとの発言もあった模様。南アでは2019年、数回にわたる停電に見舞われ、経済活動に影響を与えている。