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チリ:CODELCOの北部鉱山労組、更なる社会抗議活動の実施を表明
2019年11月12日付け地元紙は、CODELCOの北部各鉱山(Chiquicamata、Radomiro Tomic、Ministro Hales、Gabriela Mistral)を統括する労組代表者が、チリ国内で発生している社会抗議活動への参加について、更なる過激な活動の実施を示唆したと報じた。
北部労組代表は、「いつまでも行進ばかりしている訳にもいかない、誰も過激なことはしたくないが、政府が耳を貸さないのなら別の手段に出るしかない」と述べ、「抗議活動の大半は平和的なものであったが、政府側や警察がこうした活動に対し放水や催涙弾、散弾等で対応するのは正当ではない」と主張した。
10月23日に銅労働者連盟(Federación de Trabajadores del Cobre)は、Andrés Chadwick内務大臣(辞任)及びBaldo Prokurica鉱業大臣との間で再び抗議活動を行わない旨の合意に署名したが、Chuquicamata銅鉱山の労組(No.3)代表は、「労働者や北部労組の意向や心情を反映したものではない」としてこの合意を無効だと主張した。
