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ブルキナファソ:加Semafo社、襲撃事件を受けてブルキナファソの鉱山の操業を休止
モントリオールに本社を構える産金企業である加Semafo社は、2019年11月6日に発生した襲撃事件を受け、ブルキナファソ東部のBoungou金鉱山の操業を休止することを発表した。
軍による護衛付きの同社の従業員らを乗せたバス5台が、Boungou鉱山から40km離れた地域を走行中に武力勢力に襲撃され、少なくとも38名が死亡、60名以上が負傷、数十名が消息不明となっている。同国では、市民や企業が直面する治安の悪化が進行しているが、Sahel地域における民間企業を狙ったものとして、今回の事件は2013年のアルジェリアの人質事件以降で最悪の犠牲者数を記録、カナダ資本を含む西アフリカの鉱山における安全確保に関して新たな不安が広がっている。
