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- 銅 その他 リチウム
チリ:Antofagasta州で社会抗議活動発生も大半の鉱山は通常操業
2019年11月13日付け地元紙は、Antofagasta州内で道路封鎖等の社会抗議活動が発生しているものの、各鉱山では通常操業が行われていると報じている。
CODELCOは、Calama市と北部各銅鉱山(Chuquicamata、Radomiro Tomic、Gabriela Mistral、Ministro Hales)を繋ぐ道路で封鎖やバスへの投石といった妨害活動が行われたが、各鉱山の操業は通常どおり行われていると発表した。またEl Abra鉱山については、通常操業が行われているが、Calama市へ至る道路が封鎖されていると述べた。しかし、GlencoreのAltonorte銅製錬所はAntofagasta市とを結ぶ道路が封鎖されたため、操業停止している。その他、Antofagasta社のCentinela、Antucoya、Zaldívar、BHPのSpence各銅鉱山も通常操業を行っている。
リチウム鉱山に関して、Albemarle社では11月12日、道路封鎖のため塩湖及び同La Negraリチウム精製プラントの操業を24時間停止した。SQM社は通常操業している。
また、Mejillones港も労働者の社会抗議活動参加により営業停止している。
