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2019年11月19日 ヨハネスブルグ 原田武

南ア:PGM生産者、労働組合との間で賃金契約締結

 2019年11月15日付けメディアによると、南アの白金族生産者であるAmplats社、Implats社、Sibanye-Stillwater社において、各労働組合(AMCU、NUM、UASA)との間で3年間の賃金契約を締結した。いずれにおいても、月額基本給に毎年1,000ZAR(南ア・ランド:68US$相当)又は5.5%の増加となった。Amplats社によると、労働者コストの増加は1年目7.4%、2年目6.1%、3年目6.3%であり、現在の鉱業関連のインフレ率が約7%であることと整合的とした。また、Rustenburg鉱山やMarikana鉱山にて33,000人の労働者(コントラクターを除く)を抱えるSibanye社の場合、初任給の税引き前平均月収(ボーナスや残業、失業保険も含む)は1年目で21,300~21,400ZAR/月(1,446~1,453US$)、2年目で22,400~22,600ZAR/月、3年目で23,600~23,800ZAR/月になるとした。

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