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2019年11月19日 ヨハネスブルグ 原田武

DRコンゴ:政府、金鉱山会社・加Banro社の操業停止に異議

 2019年11月7日付けメディアによると、DRコンゴ政府は、加金鉱山会社Banro Corporation社が同国東部Maniema地方にて操業する鉱山施設の操業停止を「無効なもの」とした。同鉱山は2015年より商業生産を開始し、金量12万oz/年の生産能力を持つ。Banro社は2019年9月、DRコンゴ東部Namoya金鉱山がマイマイ民兵に制圧され、3か所の施設について不可抗力宣言と操業停止を余儀なくされた。鉱山に数か月にわたる攻撃がなされ、何人かの従業員が誘拐されたという。11月に入り、Nene Ilunga Nkulu同国労働・社会福祉大臣は、Banro社の加親会社からの宣言であること、現在も同鉱山が生産中であることから、不可抗力宣言について異議を唱えている。Banro社は、現地子会社からの手続きに切り替えつつ、9月以降は休止状態にある旨の説明を行っている。

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