豪：Saracen社、米Barrick Gold社からWA州Kalgoorlie Super Pit金鉱山の権益50％を750mUS$で買収

　2019年11月18日付けのメディアによると、豪Saracen Mineral Holdings社は、WA州Kalgoorlie Super Pit金鉱山の権益50％を750mUS$で買収することで、加Barrick Gold社と正式に契約を締結した。Barrick Gold社は、Newmont Goldcorp社と折半出資で同鉱山を操業しており、2018/19年度までの5年間の平均（AISC）は1,100A$/ozで平均660千t/年のAuを生産し、現在の埋蔵量中のAu量は7.3百万oz、マインライフは12年と見積もられている。Saracen社は買収額750mUS$（約1,100mA$）のうち796mA$を新株発行、400mA$を2022年12月31日を支払い期限とする融資で調達する。一方、Barrick Gold社のMark Bristow CEOは、「Kalgoorlie Super Pit金鉱山の権益売却は、2020年末までに1.5bUS$超の非中核資産を売却するといった我が社の計画における第一歩だ」と述べた。