ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- その他
豪:自動飛行ドローン、鉱業活動監視技術の進化に貢献
2019年11月20日付けのメディアによると、鉱山会社は鉱山における操業の効率性や従業員の安全を向上させるために、自動飛行ドローンをIOT技術を補完するために使用することを望んでいることが、Fitch Solutions社の報告書で明らかになった。鉱山操業におけるドローン技術の使用は比較的新しいもので、BHPも2017年にQLD州の石炭鉱山やSA州Olympic Dam 銅・金・ウラン鉱山で導入し始めたばかりだが、同社は航空機の代わりにドローンを調査に使用するようになり、3.4mUS$/年のコストが節減されたとしている。また、Fitch Solutions社の報告書では、ドローンの使用によって鉱石の運搬道路や貯鉱のデータや写真を頻繁に更新することが可能となり、現在の操業が計画通りに進んでいるか、あるいはメンテナンスが必要であるか等の調査がより容易になると分析している。一方、ドローンの使用や開発には、国家の規制が大きな障壁になるともしている。
