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ニュース・フラッシュ

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2019年12月3日 北京 塚田裕之

DRコンゴ:中国有色鉱業集団のDeziwa銅・コバルト鉱山、2つのLCS乾式製錬プロジェクトが同時に生産開始

 安泰科によれば、2019年11月18日、中国有色鉱業集団有限公司(以下、中国有色集団)は、DRコンゴで投資建設しているDeziwa銅・コバルト鉱山の試運転に成功した。その2日後の11月20日、隣接するLCS乾式製錬所の試運転も順調に開始した。当該製錬所は、中国有色集団と雲南銅業社の共同投資案件である。Deziwa銅・コバルト鉱山の年間生産能力は電解銅80千t、コバルト8千tを設定している。LCS乾式製錬所の年間生産能力は銅アノード120千tを設定している。
 中国有色集団の前身は、1983年に設立され、国内で早期から海外の非鉄金属鉱業の開発に取り組んだ企業である。1998年、中国有色集団は、ザンビアのChambishi銅鉱山開発への投資を機にアフリカの鉱業市場に進出した。その後、ザンビアでChambishi湿式銅製錬所、Chambishi乾式銅製錬所、Luanshya銅鉱山の復旧および湿式製錬所の設立案件等に対し投資した。

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