豪：Metals X社がWA州Nifty銅鉱山を操業休止に、計画を下回る実績で

　2019年11月27日付けのメディアによると、豪Metals X社は11月26日、WA州Nifty銅鉱山を操業休止とすることを発表した。同社のDamien Marantelli CEOはこれについて「難しい決断だったが、操業実績が修正計画の期待値に達していないことや、操業見直しの結果、修正計画中の不確定性が増していることから、他の有効な手段がなかった」と述べた。同鉱山における最後の銅精鉱出荷で生じる正味の売上は12～13mA$と見積もられているが、一方でMetals X社は買掛金の清算に14～15mA$が必要となることも認識している。また、同鉱山の操業休止における維持管理費用は最初に12mA$、続く2か月間で7mA$、その後は毎月1.4mA$が発生すると同社は試算している。同鉱山では320人の従業員と110人のコントラクターが働いており、操業休止中においては290人の従業員が削減される見通しだ。