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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2019年12月3日 シドニー Whatmore康子

豪:Rio Tinto、749mUS$を投じてWA州Pilbara地域Western Turner Syncline Phase 2鉄鉱石鉱山を拡張

 2019年11月27日付けの地元メディアによると、Rio Tintoは749mUS$を投じてWA州Pilbara地域Greater Tom PriceにおけるWestern Turner Syncline Phase 2(WTS2)鉄鉱石鉱山を拡張する計画を役員会で承認した。この計画のもと、同鉱山では新規の破砕機1基と13kmに及ぶベルトコンベアの建設を2020年の1~3月四半期に開始し、2021年以降は全ての鉱石運搬トラックに自動輸送システム(AHS)を搭載する計画である。メディアによると、WTS2鉱山ではベルトコンベアの使用によって、トラック輸送と比較して温室効果ガスの排出量が3.5%削減されるという。Rio TintoのChris Salisbury鉄鉱石事業部門CEOはこの拡張計画について「Greater Tom Priceの老朽化している操業を代替するためで、生産量を拡大するものではない」と述べた。

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