ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- その他
豪:WA州政府が職場衛生安全(WHS)法の改正法案を議会に提出、WA州鉱物エネルギー会議所は歓迎
2019年11月27日付けのメディアによると、豪WA州政府は職場衛生安全(WHS)法の改正法案を州議会に提出した。WA州Bill Johnston労使関係大臣によると、同法案には産業過失致死罪に対して個人には20年以下の懲役刑を、企業には最大10mA$の罰金を科すといった規定が含まれるという。また同法案では、同法のもとに企業に科せられる罰金を保険会社が補償することは違法となるともしている。WA州鉱物エネルギー会議所(CME)のPaul Everingham CEOはこの法案について、資源業界からの重要な提言の多くが反映されていることを歓迎するとし、労働組合にWHS関連の事故につき起訴する権利を与えるべきといった提案が除外されたことについても、「喜ばしいことだ。労働組合による起訴の権利は、WA州WHS統制局の規範を著しく損う可能性がある」と述べた。一方、QLD州では、掘削サービス会社である豪Mitchell Services社のAndrew Elf CEOが、炭鉱における死亡事故が相次いでいる中、同州の資源産業で産業過失致死罪がより厳しくされるべきだと述べている。
