ソロモン諸島：豪Axiom Mining社が事業ライセンスの未取得と年間調査報告書の未提出で政府より7mSB$（1.3mA$）の罰金

　2019年11月29日付けのメディアによると、ソロモン諸島Isabel州San Jorge Ni鉱山を操業する豪Axiom Mining社は、Isabel州の事業ライセンスを取得していないことと、過去7年間に亘り年間調査報告書を提出していなかったことを理由に、ソロモン諸島政府より7mSB$（ソロモン諸島ドル：1.3mA$）の罰金を請求されている。罰金は、Axiom Mining社の子会社であるAxiom Nickel（SI）社とAxiom KB社の各社に対し3.5mSB$ずつとなっている。また同政府は、親会社であるAxiom Mining社のRyan Mount CEOを含む両子会社の役員のパスポートの提出を要求している。一方Axiom Mining社は、これらの要求は法的に有効でなく、調査報告書は全てソロモン諸島政府に提出済みであるとし、事業ライセンスの取得の必要性についても係争する構えである。Axiom Mining社は2019年11月、外国投資ライセンスのForeign Investment Registration Certificates（FIRC）をソロモン諸島政府によって無効とされたことから、San Jorge Ni鉱山の操業を休止している。