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- リチウム
チリ:SQM社、Atacama塩湖開発の売上の一部を地元自治体に寄付
2019年11月30日付け地元紙は、SQM社、CORFO(チリ経済開発公社)、およびAntofagasta州内の自治体の3者が、Atacama塩湖開発に係るSQM社の売上の一部を地元自治体に寄付する旨の協定に署名したと報じている。
チリ第II州(Antofagasta州)内のAntofagasta市、San Pedro de Atacama市、María Elena市が、SQMとCORFO間のAtacama塩湖開発に係る契約が終了する2030年まで、SQM社の売上のうち、San Pedro de Atacama市が0.2%(1,545,494US$相当)、Antofagasta市及びMaría Elena市が0.1%(772,747US$相当)をそれぞれ受領する旨の協定に署名した。
寄付金は、市内のインフラ整備等市民生活の向上に利用される。Antofagasta市は「El Salar広場」建設プロジェクトに、また、María Elena市はジムやサロン等、市民に様々なサービスを提供する複合施設の建設に使用すると表明した。San Pedro de Atacama市は具体的な使い道が決まっていないとしながらも、地位開発計画に関連する何らかのプロジェクトを選択したい、と述べた。
