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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2019年12月12日 リマ 栗原健一

ペルー:Hochschild Mining社、Inmaculada金・銀鉱山における投資増加を計画

 2019年11月26日付け地元紙によると、Hochschild Mining社のBustamante社長は、2020年にInmaculada金・銀鉱山(Ayacucho州)に対し、80~85mUS$の投資を計画している旨明らかにした。同社長は、本鉱山は同社最大の操業鉱山であり、3年毎に廃滓堆積場を拡張しなければならないと説明、2020年には22mUS$をその工事に充てるほか、新規エリアの開発を行う計画であるとコメントした。また、2019年における本鉱山への投資額は、2018年と同様50~60mUS$となる見込みを示した。
 さらに同社長は、Pallancata金・銀鉱山(Ayacucho州)について、マインライフを延長させることを目的として生産量を抑えると同時に、周辺探鉱を進め新規エリアの特定を目指す方針を明らかにした一方で、政府との探鉱許認可手続きに時間がかかりすぎており、貴重な時間が失われていると苦言を呈した。
 またInmaculada金・銀鉱山や既に閉山したArcata旧鉱山やAres旧鉱山(Arequipa州)の周辺においても探鉱活動を計画している旨明らかにした。

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