チリ：NuevaUnión社、7.2bUS$の計画を練り直す

　2019年12月7日付けの地元メディアによると、NuevaUnión社（Teck Resources 50％, Newmont Goldcorp 50％）は、先週、プロジェクトの調査に携わっていた約120名の労働者のうち80名を解雇したことを発表した。当初、2019年年末に環境影響評価（EIA）手続き開始を予定していたが、10月10日に手続きの延期と2020年中にプロジェクトの最適化を図ることを発表していた。NuevaUnión社はRelincho とEl Morroの両プロジェクトを組み合わせた合弁事業であり、共通のインフラスト、選鉱プラント、港湾設備により投資額、環境影響の削減を目的としている。マインライフは38年、最初の5年間に年間224千tの銅、269千ozの金、および1,700tのモリブデンを生産し、フェーズ１（2023年生産開始）の投資額が3.5bUS$、フェーズ2（2026年拡張）の投資額が3.7bUS$と見込まれている。