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ニュース・フラッシュ

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2019年12月17日 リマ 栗原健一

ペルー:政府、南部鉱物輸送道324kmのアスファルト舗装を計画

 政府は2019年12月12日、運輸通信省(MTC)による南部鉱物輸送道(Cusco州、Apurimac州)沿いの土地の取得促進を目的として、緊急政令026-2019を公布した。
 本件に関しEstremadoyro運輸副大臣は、南部鉱物輸送道では精鉱輸送トラックによる粉塵発生が社会争議の最大の原因の一つとなっていることから、政府は500mPEN(ヌエボ・ソーレス)を投資し、全長500kmの本鉱物輸送道のうち324kmをアスファルト舗装する計画である旨明らかにした。さらに、本政令はLas Bambas銅鉱山、Antapaccay銅鉱山、Constancia銅鉱山影響下エリアの舗装予定地に係るコミュニティや地主との買収交渉を促進し、現政権期間内における舗装工事完了を目指すものであると説明した。
 南部鉱物輸送道の周辺には、およそ15件の鉱業プロジェクトが実施されており、その合計投資額は17,700mUS$にのぼる。

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