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ニュース・フラッシュ

鉱種:
カリウム リチウム
2019年12月19日 メキシコ 佐藤すみれ

メキシコ:加Organimax Nutrient社、Zacatecas & San Luis Potosíカリウム・リチウムプロジェクトの未開発鉱物資源評価を発表

 2019年12月16日付け地元紙によると、加ジュニア企業のOrganimax Nutrient社(本社:バンクーバー)は同社が保有するZacatecas & San Luis Potosíカリウム・リチウムプロジェクトの未開発鉱物資源評価を以下のとおり発表した。
 予測鉱物資源量120百万t、品位:K 4.6%、Li 380ppmで硫酸カリウム資源量は12.3百万t、炭酸リチウム相当243千tと発表されている。なお、La Salada塩原の資源量は7百万t、品位1,490ppmで、同地域では地下25m以浅からサンプルが採取され、カリウム資源が豊富であるものの、発表された資源量には含まれていない。また、Clara地域とCaliguey地域におけるサンプリングは地下5m以浅から採取され、未だ探査が行われていない地域を含め資源量が拡大する可能性がある。
 同社代表は、今回の結果により同プロジェクトが重要な節目に達し、現在はJVパートナーとともにプロジェクト推進を図る方針である。今後は鉱床の深度を確証するためのボーリング調査と、鉱床の更なる利用拡大を目的としたより詳細な冶金試験の実施が予定されている。

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