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ペルー:Pallancata金・銀鉱山探鉱・開発プロジェクトにおける先住民事前協議を終結
エネルギー鉱山省は2019年12月21日、Minera Ares社(Hochschild Mining社子会社)のPallancata金・銀鉱山(Ayacucho州)のPablo Sur探鉱プロジェクト、Cochaloma探鉱プロジェクト及びPabloエリア採掘プロジェクトにおいて、プロジェクト実施を求める地域住民からの要請を受けて、先住民事前協議プロセスを早期に終結したと発表した。
本件では、12月7日にエネルギー鉱山省(MINEM)の総合社会対策室(OGGS)が住民に対するワークショップを開催し、3件のプロジェクトの内容や先住民協議プロセスの各段階、集団的権利、協議の議題などに関する説明が行われた。本来であれば、その後も様々な協議プロセスを経ることが制度上は定められているものの、12月8日にコミュニティの住民ら120名が臨時総会を招集し、全会一致でプロジェクトの実施許可が採択され、OGGSにその旨が連絡された。これを受けて、OGGSは本プロジェクトにおける先住民事前協議プロセスを終結する旨決定した。
なお、3件のプロジェクトに対しては、合計7mUS$の投資が予定されている。
