ペルー：2020年、7件の鉱業プロジェクトが建設開始を予定

　2020年1月2日付け地元紙によると、2020年に鉱山建設開始を予定する主要鉱業プロジェクトは7件で、合計の鉱業投資額は6,153mUS$となっている。概要は以下のとおり。
1．Corani銀プロジェクト（Puno州）、Bear Creak社、（投資額）579mUS$：粗鉱処理量27千t/日、年間銀生産量9.6百万oz（298.6t）の見通し。
2．Yanacocha硫化鉱鉱床プロジェクト（Cajamarca州）、Minera Yanacocha社、（投資額）2,100mUS$：現在FS実施中、廃滓堆積システムの改善を行う予定で、2023年生産開始の見通し。
3．San Gabriel金プロジェクト（Moquegua）、Buenaventura社、（投資額）431mUS$：2020年に採鉱計画を経営層に提出予定。
4．Pampa de Pongo鉄プロジェクト（Arequipa州）、Jinzhao Mining社、（投資額）2,200mUS$：環境影響調査書（EIA）の有効期限である2020年1月までに鉱山建設開始予定。
5．Inmaculada金鉱山拡張プロジェクト（Ayachucho州）、Minera Ares社、（投資額）136mUS$：EIA第2回修正届が審査中。
6．Pachapaqui亜鉛鉱山拡張プロジェクト（Ancash州）、ICM Pachapaqui社、（投資額）117mUS$：粗鉱処理量800t/日から3,300t/日への拡張を計画。
7．Coroccohuayco統合プロジェクト（Cusco州）、Minera Antapaccay社、（投資額）590mUS$：年間105千tの生産を計画。