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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2020年1月9日 シドニー Whatmore康子

豪:Rio Tinto、WA州Western Turner Syncline Phase 2鉄鉱石鉱山の拡張にWA州政府の認可を取得

 2019年12月24日付けのメディアによると、Rio TintoはWA州Pilbara地域Greater Tom Price鉄鉱石事業において、749mUS$(約1bA$)を投じて進めるWestern Turner Syncline Phase 2(WTS2)鉄鉱石鉱山の拡張計画に対するWA州政府の認可を取得した。Roger Cook WA州副首相は12月23日にこの認可を発表した際、WTS2の拡張にあたり、建設においては1,000人以上の雇用を創出すると述べた。WTS2の拡張では、1基のクラッシャーと13kmに及ぶ鉱石コンベアの建設が2020年1~3月四半期に開始され、2021年7~9月四半期から鉱石の生産が開始される見通しで、生産量は30百万t/年を目標としている。この拡張について、証券ブローカーMorgans社のシニアアナリストは、Rio Tintoが世界の鉄鉱石産業において最も生産コストの低い企業であることを背景に、鉄鉱石価格が下落見通しの中においても、企業価値及び利益の拡大に貢献するだろうと述べた。

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